最後の「東雲羊羹」求め長い列

 素朴な味わいで親しまれてきた伝統の和菓子「東雲羊羹(ようかん)」を製造販売してきた能代市向能代の老舗「熊谷長栄堂」(鈴木博代表)が30日閉店し、江戸後期から守り継がれてきた186年の歴史に幕を下ろした。「最後の一棹(ひとさお)」を購入しようと約300人が並び、周辺は交通渋滞が発生するほど混雑した。午前10時の開店から1時間足らずで用意した1500本が完売した。

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