能代市内廃校舎の解体進む

 能代市で近年、廃校となった小学校校舎が次々と姿を消している。市は各地域に廃校舎の活用意向がないことに加え、老朽化が進行しているとして解体を進めており、3年度は日影小、4年度から今年度にかけて田代小を取り壊し、今年度は切石小、6年度は仁鮒小を解体する計画を立てている。仁鮒小を解体すると、木造校舎の中で残るのは種梅小(体育館のみ)と天神小。両体育館の解体に向けて各地域と協議する方針で、市教育委員会教育総務課は「安全の確保と財政負担抑制の両面で解体を進めていきたい」と話している。

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