昨年度松くい虫被害が増加

 4年度の能代山本の松くい虫被害量(国有林を除く)は2646立方㍍で、前年度に比べ899立方㍍(51・1%)増と、約1・5倍に拡大したことが、先月30日に県山本地域振興局が開いた「能代・山本地区松くい虫防除等対策会議」で報告された。振興局は、マツノマダラカミキリが卵を産み付ける「夏枯れ木」の駆除が十分でなかった可能性があるとして、「今年度はしっかりと対策に当たりたい」とした。風の松原(能代市)を含む海岸沿いの国有林の被害量は、93立方㍍(14・0%)減の569立方㍍だった。

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