二次医療圏8から3に再編へ
一般的な救急・入院医療を地域内で担う「二次医療圏」について、県医療審議会・医療計画部会は先月30日、「能代・山本」など現行の8医療圏を県北、県央、県南の3医療圏に見直す案を了承した。今後、上部組織の県医療審議会が正式決定すれば、県の第8次医療保健福祉計画(6年度から6年間)に盛り込まれる。県は、新たな圏域内の医療機関の役割分担と連携により医療提供体制を維持することが目的で「直ちに病院の統廃合や病床削減を進めるものではない」と説明。同部会の委員は「県民の不安を招かないよう、丁寧な説明を」と求めた。