4年度のバス利用者減少

 能代市は、路線・巡回・コミュニティバスや予約制乗合タクシー「コサクル」の4年度実績をまとめた。利用者数は計24万35人で、前年度より1万4260人(5・6%)減少。人口減に新型コロナウイルス禍が重なり、路線バスやコミュニティバスの利用者が減った。一方、コサクルは増加し、住民への定着ぶりをうかがわせている。今年度はコサクルの運行地区拡大や、市街地でのAI(人工知能)オンデマンド交通の実証運行を計画し、市は「地域に沿った持続可能な公共交通網をつくっていきたい」としている。

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