バードストライク調査結果公表
八峰町峰浜沼田の海岸線に大型風車7基が並ぶ「八峰風力発電所」を運営する「八峰風力開発」(東京)は、鳥との衝突「バードストライク」の事後調査結果を公表した。運転開始直後の平成31年3月から令和4年9月まで3年間で、ブレード(羽根)やタワーに衝突した可能性が高いと判定した鳥類とコウモリ類の計14個体の死骸が確認された。環境省のレッドリストに準絶滅危惧種として掲載されているタカの仲間「ミサゴ」は2個体確認され、地元の専門家は「少ないミサゴが絶滅してしまう」と懸念している。