能代市、太陽光発電導入模索
能代市は、公共施設での太陽光発電の導入に向け4年度一般会計予算に計上していた調査事業費を、3月補正で全額削除した。公民館など約40カ所で導入の可能性を見いだそうと考えたが、国の補助事業が不採択となり調査に至らなかった。また、別の国事業の一環で、事業者に公共施設の土地等を貸して太陽光発電を設置する取り組みの机上調査が行われたものの、降積雪等への対応が必要で「採算性が厳しい」と評価された。5年度当初予算には関連する事業費を計上していないが、市は「公共施設での太陽光発電の可能性を今後も継続して検討していく」としている。