仁鮒の通り音頭あすで最後
能代市二ツ井町仁鮒の銀杏(いちょう)山神社の例大祭に伴って60年以上続く「通り音頭」は、3日に行われるのが最後となる。少子化で伝統の行事の中心となる子どもたちが激減したことから、主催する保存会が今年で終了することを決めた。同保存会は「半世紀にわたる行事に終止符を打つのは心苦しいが、時代の流れ。最後の通り音頭には、年齢に関わりなく多くの人に参加してもらいたい」と呼び掛けている。当日は午前9時すぎから、仁鮒地区の中台から出発し、大町、横町などを通って約2時間以上にわたって披露される。