地域の線引きなく
新米の季節は、小腹が空いた夜中に悪魔の誘惑に駆られる。炊飯器に残ったほかほかご飯で作る塩むすび。こんな時間に…と思いながらも、かぶりついたら止まらない。この秋、県産米新品種「サキホコレ」が本格市場デビューした。プチ贅沢としてわが家も購入。
新米の季節は、小腹が空いた夜中に悪魔の誘惑に駆られる。炊飯器に残ったほかほかご飯で作る塩むすび。こんな時間に…と思いながらも、かぶりついたら止まらない。この秋、県産米新品種「サキホコレ」が本格市場デビューした。プチ贅沢としてわが家も購入。
「他に負けないぐらい能代市はいろいろやっている。知られていないから、うまく情報発信しないと」。子育て支援策について、斉藤市長や幹部職員からよく聞くセリフだ。本当にそうだろうか。
今年もさまざまな言葉を聞き、考えさせられた。全国高校野球選手権大会に出場した能代松陽。本県高校野球界をけん引する存在だが、夏の甲子園は現校名では初、能代商時代を含めると11年ぶりだった。
8月10日、兵庫県西宮市の阪神甲子園球場で行われた第104回全国高校野球選手権大会1回戦。能代松陽が11年ぶりの〝聖地〟に挑んだ。敗れはしたが、3年生を中心に意地を示した。そして先輩からバトンを受けた1、2年生が秋に快進撃。来春のセンバツ出場に期待が高まっている。
今年の夏、能代山本は大雨に見舞われる日が多かった。特に8月は線状降水帯や停滞する前線の影響で記録的な大雨となり、三種川の氾濫、米代川支流の越水などによって建物や農林業への多大な被害が発生、防災について改めて考えさせられる年となった。
鉄道開業150年の今年、能代山本を通るJR奥羽本線では、さまざまな臨時列車が走り抜けた。機関車が客車を引く「客車列車」では、急行「津軽」や「DLレトロよねしろ」、団体ツアー客を乗せる豪華寝台列車「カシオペアクルーズ」が運行。沿線各地には列車を一目見ようと、県内外から多くのファンが訪れた。
師走ももう半ば。今年もさまざまなニュースがあった。そこで、北羽新報が全国郷土紙連合(12社加盟)のホームページ(HP)に掲載した記事の中から、アクセスが多かったものを紹介し、この1年を振り返りたい。
サッカーのワールドカップで盛り上がる中、大相撲九州場所は先月27日に、平幕の阿炎が28年ぶりとなる3力士による優勝決定戦を制し、1年を締めくくった。1人横綱の照ノ富士が初日から休場した今場所は混戦模様となり、4日目で全勝力士がいなくなるという53年ぶりの事態。
日本音楽界の巨匠、山下達郎(69)が、秋田市の「あきた芸術劇場ミルハス」で先日開催したライブを鑑賞した。秋田では10年半ぶりの公演とあり、2007人収容の大ホールはもちろん満員。70歳を間近にしても全く衰えることのないパワフルな歌声を約3時間、たっぷりと堪能した。
新型コロナウイルス感染者の全数把握見直しで9月27日以降、県から公表される主な情報は、年代別の新規感染者の「総数」と、発生届が提出された感染者の保健所別の人数、年代別の人数になった。大まかになり、足元の状況が分からなくなった上、不思議なことに、この〝貴重〟な情報が一致しない。