3年ぶり復活に思う
新型コロナウイルスの感染拡大で2年連続で中止になっていた能代山本の多くの夏祭り行事が今年、3年ぶりに復活した。7月の「能代の花火」、8月の「こども七夕」、「能代七夕・天空の不夜城」をそれぞれ取材。
新型コロナウイルスの感染拡大で2年連続で中止になっていた能代山本の多くの夏祭り行事が今年、3年ぶりに復活した。7月の「能代の花火」、8月の「こども七夕」、「能代七夕・天空の不夜城」をそれぞれ取材。
東北電力は一般家庭向けの「規制料金」と、オール電化の家庭や企業などが契約する「自由料金」を来年4月から値上げする。国の認可が必要な規制料金については、平均33%の値上げを経済産業省に申請済み。
1年を3カ月ごと4回に分けて、その年の主な出来事を写真とともに振り返る「ニュースダイジェスト」をまとめるのが年末の仕事の一つになっている。今年も28日から掲載予定。またたく間に過ぎていった今年も、実にさまざまなことがあったと感慨にふけっている。
新米の季節は、小腹が空いた夜中に悪魔の誘惑に駆られる。炊飯器に残ったほかほかご飯で作る塩むすび。こんな時間に…と思いながらも、かぶりついたら止まらない。この秋、県産米新品種「サキホコレ」が本格市場デビューした。プチ贅沢としてわが家も購入。
「他に負けないぐらい能代市はいろいろやっている。知られていないから、うまく情報発信しないと」。子育て支援策について、斉藤市長や幹部職員からよく聞くセリフだ。本当にそうだろうか。
今年もさまざまな言葉を聞き、考えさせられた。全国高校野球選手権大会に出場した能代松陽。本県高校野球界をけん引する存在だが、夏の甲子園は現校名では初、能代商時代を含めると11年ぶりだった。
8月10日、兵庫県西宮市の阪神甲子園球場で行われた第104回全国高校野球選手権大会1回戦。能代松陽が11年ぶりの〝聖地〟に挑んだ。敗れはしたが、3年生を中心に意地を示した。そして先輩からバトンを受けた1、2年生が秋に快進撃。来春のセンバツ出場に期待が高まっている。
今年の夏、能代山本は大雨に見舞われる日が多かった。特に8月は線状降水帯や停滞する前線の影響で記録的な大雨となり、三種川の氾濫、米代川支流の越水などによって建物や農林業への多大な被害が発生、防災について改めて考えさせられる年となった。
鉄道開業150年の今年、能代山本を通るJR奥羽本線では、さまざまな臨時列車が走り抜けた。機関車が客車を引く「客車列車」では、急行「津軽」や「DLレトロよねしろ」、団体ツアー客を乗せる豪華寝台列車「カシオペアクルーズ」が運行。沿線各地には列車を一目見ようと、県内外から多くのファンが訪れた。