「死に票」の願い、生かして
「死に票」あるいは「死票」。嫌な言葉だが、当選に結び付かなかった票のことを差す。9日投開票が行われた県議選の能代市山本郡選挙区では、有効投票のうち36.9%を占めた。能代市に限ると46.2%に達した。それだけ接戦・激戦だったということだろう。
「死に票」あるいは「死票」。嫌な言葉だが、当選に結び付かなかった票のことを差す。9日投開票が行われた県議選の能代市山本郡選挙区では、有効投票のうち36.9%を占めた。能代市に限ると46.2%に達した。それだけ接戦・激戦だったということだろう。
選抜高校野球大会に初出場した能代松陽の戦いぶりは期待以上だった。担当記者の話から、選手たちの冬場の成長が感じられ、全国の強豪を相手にどういう戦いをするのか試合を楽しみにしていた。初戦で石橋(栃木)を下してセンバツ初勝利、史上初となる2度目の大会連覇を狙った大阪桐蔭とは0-1。
人口減少対策の一環として、能代山本を含む地方の市町村は移住定住促進に力を入れている。そうした中、福井県池田町が1月の広報紙に掲載した、移住者に「都会風を吹かさないよう」などとする「池田暮らしの7か条」が先ごろ、テレビ報道やネットで波紋を呼んだ。
「待機期間」3日目の朝。前日まではなかった、変なせきが出るようになった。抗原検査キットで検査してみると、陰性の表示。「気のせいか」と思ってみるものの、せきは止まってくれず、夕方、あえなく発熱。翌日、医療機関で陽性と診断され、その後1週間の自宅療養を余儀なくされた。
新型コロナウイルスと歩んで3年余り。政府は、卒業式のマスク着用について「教育的意義を考慮し、児童生徒等はマスクを着用せず出席」が基本とした。ウィズ・コロナなのかアフターなのかポストなのか、よく分からなくなってきたが〝マスクなし〟を「平時」へ戻る象徴としたいのかな、と思わなくもない。
北羽新報には日々さまざまな写真が掲載されている。記事への理解を助けるばかりか、時には記事よりも事実を端的に、そして的確に伝える写真は、見出しと並び、重要な役割を果たしている。整理担当は、紙面に掲載する写真を選ぶのが日課だ。
先月は10年に1度の強烈な寒波に見舞われるなど、この冬は特別寒いと感じる。そんな中、顔見知りたちが冬道はどこが危険箇所かを話しているのを何気に聞いていて、運転する機会が多い自分も気を付けねばと改めて思った。
本紙1月元日号第5集のクイズ「お年玉付き写真入りニュースクロス」に、今年も多くの応募を頂いた。届いたはがきには、解答の「アカルイアシタガキツトクル(明るいあしたがきっと来る)」のほか、紙面の感想などが添えられ、読んでいてうれしくなる文面もあった。
国連が貧困や不平等、気候変動など地球社会の課題を解決していくために掲げた「SDGs」(持続可能な開発目標)。今やこの言葉を耳にしない日はないぐらい、日本でも政府・地方自治体、企業、NPO、教育機関などがさまざまな角度からSDGsに取り組んでいる。
令和2年1月16日、厚労省は新型コロナウイルスの感染者が国内で初めて確認(陽性判明は前日15日)されたと発表した。丸3年が経(た)とうとしている。県内初の感染者の確認・公表は同年3月6日。県の公表データを基に振り返ってみる。